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先月読んだ本。


ある作家に「友梨」と名乗る女性から手紙が届く。
彼女と二人の友人「里子」と「真帆」との
30年に渡る関係を聞いて小説にして欲しい、と。

その手紙の中に何かを感じた作家は
友梨と名乗る女性に会って話を聞く事にする。


かつて友梨と里子は同じ巨大団地に住む幼馴染だった。
しかし小学2年生の時に里子が無邪気に語った
ある発言をきっかけに友人関係は疎遠となっていく。


そして中学生になった友梨は、かつて里子が
無邪気に放ったあの発言の意味に気づいて
心に重い何かを抱えていた。

そんなある日、友梨は都会から団地に来て
周りとは何か違う空気を放っていた
真帆という美しい少女と仲良くなる。

密かに憧れていた真帆と仲良くなれた友梨は
毎日が楽しくて仕方なかったが、ある日
真帆が襲われそうになった所を助けようとし
逆に犯人の男をナイフで刺してしまう。

しかし翌日、なぜか警察に逮捕されたのは里子だった。


その事を誰にも言い出せないまま時は過ぎ
お互い疎遠になりつつも「友達」として
新たな「共犯関係」が生まれていく。

この三人の歪んだ関係が「友梨」と小説家との
会話の中で徐々に紐解かれていく。


彼女達が何かを守るために新たな何かを犠牲にする。
この理不尽な連鎖が読み手にも伝わってきて
すんなり読み込む事が出来ました。
面白かった!


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