時々見せる日常
幸せ嫌い




最近読んだ本。

適齢女子の婚活(?)小説。

それなりにモテる人生を歩んできた麻美は
三十路手前にしてエリート社員との婚約破棄、
ハリウッドスター似の男からの結婚詐欺、
そして仕事も失うという散々な状態に。

意気消沈のままある日出向いた親戚の法事で
麻美は遠い親戚の克子という女性に出会う。

母親の紹介もあり、麻美は克子が経営するという
少し変わった結婚相談所で働く事になるが
驚く事にこの結婚相談所に来る男女は
一癖も二癖もある人たちばかり。

この人達このままで結婚なんて出来るの?
と内心で問いただす麻美のツッコミが面白い。

麻美と同じく、克子の高慢な物言いには
最初「?」と思ったけど、後半には納得もできる
結婚の意義を考えさせられる小説でした。

しかし麻美のこの後の展開が気になるところ。

21:20 BOOK -
作家刑事毒島




先月読んでた本。


新人刑事の明日香はある事件のヒントを得る為
先輩刑事の指示の元、ある場所を尋ねる。

そこは神田の神保町。
その街のビルの一角に人気作家
毒島の仕事部屋があるという。

人気作家と刑事の二足のわらじの毒島は
温厚な笑顔を向けながら、実は性格の歪んだ
一癖も二癖もある人物だった。

その冷酷非情な毒島は出版業界に関わる事件を
毒舌を浴びせながら明日香を解決の道に導いていく。


そんな毒島の毒舌を浴びる犯人は
自分を誇大評価する新人作家、編集者、
ストーカー気質の熱狂的なファンなど色々。

見事に玉砕していく犯人が面白い。
ラストはまさかの展開に(笑)


しかしここまでコテンパンにしなくてもねぇ…

15:41 BOOK -
下戸は勘定に入れません




少し前に読んだ本。


大学で講師をする古徳先生は、ある条件が揃うと
意識がタイムスリップするという能力の持ち主。
ただしタイムスリップには必ず同伴者が伴う。

過去に恋人を奪われた旧友と久し振りに一緒に飲んだ古徳は
彼と共に28年前の思い出の日に遡ってしまう。

そこで知った事実とは?

そしてまた、旧友もある疑惑を抱いていた。
過去、そして未来、知られていなかった事実が
この日を境に次々と古徳の前に現れる。


時間を遡る小説は色々あれど
お酒と同伴者がいなければ叶わないという
ちょっと変わったタイムトラベル。
しかも意識しか飛べない!

まさかの過去が色々出てきて面白かったです。
その後、先生の未来はどうなるのかな?

21:48 BOOK -
福家警部補の追及




少し前に読んでた本。

倒叙形式ミステリーの福家警部補の第四集!

相変わらず警部補には見えない彼女が
殺人犯のトリックを巧みに解いていくのが面白い。


今作では自分の夢を息子に託した元登山家、
悪徳ブリーダーの弟を憎むペットショップの女社長、
この二人が福家警部補と対決します。


犯人と福家警部補の攻防が見もの。
相変わらず面白かった。


最新作も最近出たようなのでチェックしなくては。

21:05 BOOK -
インフルエンス




先月読んだ本。


ある作家に「友梨」と名乗る女性から手紙が届く。
彼女と二人の友人「里子」と「真帆」との
30年に渡る関係を聞いて小説にして欲しい、と。

その手紙の中に何かを感じた作家は
友梨と名乗る女性に会って話を聞く事にする。


かつて友梨と里子は同じ巨大団地に住む幼馴染だった。
しかし小学2年生の時に里子が無邪気に語った
ある発言をきっかけに友人関係は疎遠となっていく。


そして中学生になった友梨は、かつて里子が
無邪気に放ったあの発言の意味に気づいて
心に重い何かを抱えていた。

そんなある日、友梨は都会から団地に来て
周りとは何か違う空気を放っていた
真帆という美しい少女と仲良くなる。

密かに憧れていた真帆と仲良くなれた友梨は
毎日が楽しくて仕方なかったが、ある日
真帆が襲われそうになった所を助けようとし
逆に犯人の男をナイフで刺してしまう。

しかし翌日、なぜか警察に逮捕されたのは里子だった。


その事を誰にも言い出せないまま時は過ぎ
お互い疎遠になりつつも「友達」として
新たな「共犯関係」が生まれていく。

この三人の歪んだ関係が「友梨」と小説家との
会話の中で徐々に紐解かれていく。


彼女達が何かを守るために新たな何かを犠牲にする。
この理不尽な連鎖が読み手にも伝わってきて
すんなり読み込む事が出来ました。
面白かった!

21:19 BOOK -
私の命はあなたの命より軽い




先月読んでた本。


出産を間近に控えた遼子は
夫のドバイへの赴任を機に
実家への里帰り出産をする事にする。

しかし帰った実家は何か様子が違っていた。
今まで仲の良かった家族は会話が無く、
最近購入した家を売ろうとしている父親。

不穏な空気の中、果たしてこの家に何があったのか。


近藤さんの本は以前にも読みましたが
ストーリーに惹きつけられる作品が多く、
先が気になって読み進めたので1日で読めました。


また機会があれば別の作品も読んでみようかな。

23:07 BOOK -
第三の時効



GW期間中に読んでた本。

F県警で起こる事件をそれぞれ描いた連作短編集。


夫を幼馴染に殺された主婦、その事件の時効を
迎えるにあたり周到に用意されていた
第二・第三の時効とその真実とは。

自白した犯人の裁判で一転、
無実の罪を訴えた犯人の思惑とは。

過去に起きていた青酸カリによる犯罪。
その手口と今回新たに起きた事件の関連性は。


短編になっていながらも連作の為、各話で
登場人物の背景が見えてきて面白かったです。
12:23 BOOK -
友罪




先月読んでた本。


少し前にちょうど映画公開された今作。
リアルタイムにちょうど公開目前に読めた!


ジャーナリストを夢見て出版社で働いていた益田は
ある事件をきっかけに出版社を辞め、生活の為に
とある小さな町の工場に就職する。

そして同時期に採用された鈴木という男。
彼は周囲と関わらず、過去を語らずにいたが
次第に益田と打ち解けるようになる。

しかし彼に触れる度、益田の心にはある疑惑が。
彼は過去に日本を震撼させた猟奇的殺人事件の
あの少年Aなのか?

その疑惑が本物に変わった時、
過去の罪を背負って生きていく二人の今後は?


過去に実際に神戸で起きた児童殺傷事件を
思い出させる今作。

事実、この世界でもこの日本の何処かで
こういう事は起きるのかなぁ、と。

23:06 BOOK -
凪の司祭




先月読んでた本。

石持さんによる全編通しての無差別テロ小説。


緻密に練られた計画に従いショッピングモールで
無差別にバイオテロを行う珈琲店の店員の桃。

実行犯、被害者、協力者、警察サイドと
さまざまな視点から描かれている為、
引き込まれて一気に読める作品でした。

 

21:45 BOOK -
秋霧




先月読んでた本。

大倉さんの山岳シリーズ。

月島で便利屋を営む倉持は財界の大物
上尾という老人から天狗岳に登る行程を
撮影して欲しいという依頼を受ける。
山に登る簡単なはずたった仕事だが、
なぜか不審な影に気づく倉持。

一方、元自衛隊特殊本部員だった深江は
山小屋で何者にかによる襲撃を受ける。
後日、警視庁の儀藤からそれが正体不明の殺し屋
「霧」だと聞かされる。


色々な糸がもつれ合い、三つ巴の死闘に
巻き込まれていく倉持の運命は。



大倉山の山岳シリーズは読むの二冊目ですが
こちら他の山岳シリーズにも登場する人物が
たくさん出ている作品だったようで。
なので他の作品も読んでみようと思います。

12:50 BOOK -
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